水晶は、その見た目から、古来より不思議な力が宿っているとして、

まじない石、神の思し召しの物質、又、古代ローマの博物学者からは、

永久的に凍った氷だと信じられていました。

様々な地域の人々に、ビーズの装飾品、通貨、道具等として用いられ、

祈祷や儀式、病気の治療などの際にも使用されていたと言われています。
日本では、その鋭い割れ口が生じることから、縄文時代にまで遡って、
石器の材料に使われていたことが考古学の調査で判明しています。

現代においては、水晶の結晶に電圧を加えることで、
一定の周期で規則的な振動が発生することを応用した「クォーツ時計」にも利用され、
又、正確な周波数が要求される精密機械の多くに水晶（石英含）が使われています。

水晶にまつわる数々の伝承のひとつとして、

安倍晴明は、母である葛の葉との別れの際に賜った、
水晶球を駆使し鳥獣の声を聴きだし、当時の天皇の病の原因を突き止め、救命。
その功績がみとめられ、陰陽師として召し抱えられた逸話があります。

パワーストーンの言い伝えとして、
優れた浄化、調和、統合、増強、魔除け、邪気除け、バランサー。
精神と肉体の浄化。悪運を斥ける。潜在能力を引き上げる。
独自の二重らせん構造により、気、周波数、波動が安定しており、
それらが、持ち主と共振し、エネルギーバランスを整え、
又、生体磁場が二倍になる等があります。